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僕は隆の家に行った。
隆の母親はどこかに出かけているようだったので、こっそりと、仏壇の置いてある部屋に行った。
隆の骨はまだ骨壷に入ったまま、家に置かれていた。
僕はすでにチョークの固まりのように見える骨の、体のどの部分かは分からないが一つを持ち出すことにした。
一旦家に帰り、母親が服を繕ったりするために置いてある端切れを一枚持ち出し、それに隆の骨を包んだ。
そして、そのまま隆が首を吊っていた小学校の校庭に行き、あの桜の木の根元に隆の骨を埋めた。
僕の復讐を隆にも見せたかった。
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