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哲
そこには、小さくなって座っている、新橋志穏がいた。
哲「…しっ新橋…。」
志「グスン…なに?」
哲「いや…さっきは、ごめん…なんか俺、お前の気にするような事言ったんだろ。」
新橋は、涙をぬぐって少し笑って言った。
志「いいの…。だから気にしないで。」
新橋は、笑って言った。
でも、その笑顔はどこか寂しく、切なげに見えた。
志「じゃあ私行くね。」
哲「あっ…。」
俺はとっさに新橋の手をつかんでいた。
志「なに?」
哲「いや…えっと…あの…」
志「プッ…アハハハ。どうしたの?すごいキョドってるよ。」
ドキッ
哲「…//おっおぉ。」
志「あっ授業始まる。早く行こう。」
哲「おっお前先行ってて。」
志「わかった。」
新橋が行った後俺は、腰が抜けたように床に座った。
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