出会い

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担「ここが新橋の部屋だ。一人部屋だから、プライバシーは守れるだろう。あとこれが部屋の鍵だ。」       渡されたのは、変わった形の鍵だった。どうやら一部屋ずつ鍵の形が違うらしい。       志「はい。わかりました」       担「それじゃ、そろそろ教室に行くか。」       そう言って、担任は、スタスタと教室に向かった。     この学校は、学力別に別れていて、担任が言うに、私は特別クラスらしい。     何でもそのクラスは、1位から25位までに入る人達が集まるクラスで、授業も、他のクラスと結構違う内容なんだって。 しかも、そのクラス女子が私を入れて3人男子が22人という超アンバランスなクラス。 なんで私なんだろ?       担「えー今日は、転校生が来ている。」       生徒「えー、この時期?」       生徒「きっと訳ありだよな。」       (なんか言ってる…)       担「ほら、うるさいぞー。じゃあ、新橋入ってこい。」       ガラ   志「初めまして。新橋志穏です。よろしく。」       担「新橋は、窓際の後ろから二番目の席に座っててくれ。」       志「はい。」         >
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