3109人が本棚に入れています
本棚に追加
担「ここが新橋の部屋だ。一人部屋だから、プライバシーは守れるだろう。あとこれが部屋の鍵だ。」
渡されたのは、変わった形の鍵だった。どうやら一部屋ずつ鍵の形が違うらしい。
志「はい。わかりました」
担「それじゃ、そろそろ教室に行くか。」
そう言って、担任は、スタスタと教室に向かった。
この学校は、学力別に別れていて、担任が言うに、私は特別クラスらしい。
何でもそのクラスは、1位から25位までに入る人達が集まるクラスで、授業も、他のクラスと結構違う内容なんだって。
しかも、そのクラス女子が私を入れて3人男子が22人という超アンバランスなクラス。
なんで私なんだろ?
担「えー今日は、転校生が来ている。」
生徒「えー、この時期?」
生徒「きっと訳ありだよな。」
志
担「ほら、うるさいぞー。じゃあ、新橋入ってこい。」
ガラ
志「初めまして。新橋志穏です。よろしく。」
担「新橋は、窓際の後ろから二番目の席に座っててくれ。」
志「はい。」
>
最初のコメントを投稿しよう!