第二章~朝~

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クリアはまだ、ぐったりとしていた。 グレイは置いて行こうとした。しかし… 『逝ってください』 ―――ガクガクブルブル… おぶるのもなんなので…バイクに寝かせて、連れて行くグレイ。 一応。グレイは17歳だ。 ―――15分後 「――ハッ!」 どうやら、クリアは目を覚ましたようだ。 「よぉ。お目覚めか?」 「何で、歩ってんの?」 「燃料切れ~!!」 グレイはひらひらと手を振った。 「馬鹿!!加速したら、アクセル踏まなくても十分進むのにっ」 「どうりで速い訳だ…」 「どうすんのよっ!?」
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