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「まぁいいじゃん」
爆弾発言。
メキャメキャとまた唸るクリアの拳。
「僕が悪かったです。だから、だから怒らないで下さい。」
物凄く必死に謝るグレイだった。
「わかったわ。じゃあこのまま、バイクに乗けてって。」
グレイはどれほど「いや。」と言いたかっただろうか…
しかし、剥き出しの殺気に圧倒され、首を縦に振ってしまった…
―――1時間後
荒野にある、あまりにも不自然な岩山が見えた。
本部はその不自然な岩山の中にある。
「敵に出くわさなくて良かった♪」
と、グレイは言った。
早速二人は別行動。
…のハズだったが、行く場所は同じ…。本部長ガルシアの所だ。
グレイは残念そうな顔をした。
「そんなに私といるの…嫌?」
正直「いや」と言いたかっただろう…
上目遣いで見てくるクリア。そして僅かな殺気が…
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