第三章~赤眼のガルシア~

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「ぉお。来たかグレイ。と、そちらのお嬢さんは?」 「クリアと申します。」 クリアは礼儀正しく自己紹介とペコリとお辞儀をした。 「おお。クリアか。この度お前を呼んだのは、本部へ移動。という件だ。」 「移動…ですか。」 移動とは、まぁ今でいう転勤みたいなものだ。 「そして、グレイ。」 「うーす。」 やる気のなさそうな返事で礼儀なんて全くない。 「ガルシア様の前で何やってんのよ!!」 とクリアが耳元で囁く。 「んあ?いつもこんなんだよ?」 「ある意味凄いわね…」
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