5つのタマゴ

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柚「…ふぅ。じゃあ学校向かおっか♪」 エ「ゆずって本当学校好きだよね」 ミ「でもイースターでもあるのにガーディアンっていうのはどうなのかしら」 ふと、ミリーの一言により学校へ行こうとする足を止めた。 まだ仮とはいえ、一応ガーディアンとして亜夢達と一緒にいる柚葉。 しかしそれは、亜夢達に近づく為のイースターから差し向けられたスパイとしての仕事の為だ。 決してそこに友情なんてありはしないと思っている。 けれど、まだ小さな少女にとってそれはとても苦しい重荷であり、そして小さきながらも罪悪感に浸っている。 ミ「亜夢達にバレたら、マスターは裏切り者になる。」 メ「ミリー!口を慎みなさい!」 メリーがミリーに向かって叱責すると、柚葉はそんな二人の間に割って入りメリーに向かって首を横に振った。 柚「…いいんだよ、メリー。本当の事なんだもん」 メ「ですが…っ」 柚「ミリーの言う通り、私は裏切り者だよ。亜夢ちゃん達の事を、イースターに売ってるんだもん。別にイースターに従わなくてもいい私が。」 リ「…柚葉がそれが正しいと思う行いだと思うんなら、あたし達はただ柚葉についていく。柚葉はいつだって自由でいていいんだ」 柚「…わかってるよ。ありがとう…」
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