海の少女

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「何ボケーっとしてんのよ」 「べつにしてねーだろ」 「あっそ」 すると海で遊んでいた三人がやってきました。 「あー疲れたぁー」 「坂井君沖のほうまで泳いでいったもんね」 「帰ってこねーんじゃねーかと思ったぜ」 「アハハハハハハハハ」 すると 「アイスコーヒーです」 少女がアイスコーヒーを持ってきた 「ありがとう」 ニコッと笑った彼女は別の客の注文をとりにいきました。 「おいおい すげぇかわいい娘じゃんか」 「あんな娘なかなかいねぇぞ」 「オレちょっと行ってくるよ」 「なんだよ坂井ナンパかよ」 「オレをなめんなよ」 と言って坂井君はあの娘の元へ行きました。 「どうせフラれて泣きながら戻ってくるんだろ」 「直人なら5分でおとせるもんね」 「なんだよおまえ さっきからなに眉間にシワよせてんだよ」 「べつにー」 「ねぇちょっと!坂井君うまくいってるみたいだよ!」 「マジかよ すげぇ楽しそうにしてんじゃねーか」
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