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みんなで写真を撮ったあと、彼女は海の家に戻っていった。
日が落ちて夜になると私達はキャンプファイヤーをすることにした。
「夜の海は涼しくて気持ちいいね。」
「ちょっと肌寒いしなぁ」
すると坂井君が
「なんか気分悪くなってきたわ」
「どうした坂井 顔が真っ青じゃねーか」
「あぁ オレは先に車に戻ってるよ」
そう言うと坂井君は車へ行きました。
「どうしたのかなぁ坂井君」
「どうせ昼間遊びすぎて疲れたんだろ」
「そろそろオレ達も車に行くか」
と火を消そうとしたそのときでした。
「あれ?坂井のやつこっちに走ってきてるぞ」
「なんだよあいつ元気じゃねーか」
「でもなんか様子が変じゃない?」
坂井君は青ざめた形相で私達を通りすぎ、海へ飛び込んでいった。
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