高校生時代の俺6

4/5
前へ
/105ページ
次へ
飲んだ瞬間は、ただマズぃだけでなんともなかったのだが、そのあとの事だった… 『じゃぁねぇ♪』 『ばぃば~ぃ♪』 『先帰りますねぇ♪』 色んな人の声が響き渡り、やがて俺は目を開いた… ん……う゛ぅ…… 身体中ダルく、なんとか立ち上がり、歩くのがやっとだった… 『先輩大丈夫っすかぁ??』 地元が一緒の後輩だ。 俺は、後輩に迷惑かけたくなぃと思ぃ、普段通りの口調で話した。 『どした?大丈夫だよ(笑)俺らも帰ろうぜ♪』 俺の作り笑顔を見て安心したのか、後輩はカバンを持ち音楽室を出た。 『先輩行きますよぉ??!』 『あ…あぁ(苦笑)』 俺の身体は小刻みに震ぇ…視界は真っ暗…呼吸もままならない状態だった…
/105ページ

最初のコメントを投稿しよう!

91人が本棚に入れています
本棚に追加