第三章 集中力

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「・・・・全力で殺る!」 「・・・おっと・・恐いねぇ・・・」 アルチェの周りに電気が発生する 「接近戦はヤバいな・・・ならこれでどうだ?」 バウスはそう言うと、自分の足下をぶん殴る・・・・ すると、地面が砕けて岩が上にあがる・・・・ そして、上がった岩をアルチェに向かって殴り飛ばす アルチェに大量の岩が飛んでくる・・・・ 「こんな岩・・・!!」 指の先から電気がビームのように放出される その電気は岩を全て撃ち抜き、こなごなに砕く・・・ ・・・・・・しかし・・・・・ 「・・・・・いつのまにっ・・・・」 「君が岩を砕いてる間・・・・」 バウスは背後からさっきと同じ方法でアルチェに攻撃する 「・・・・やばいっ・・・」 なんとか電気で砕くが 勢いがとまらず 「砕いて大ダメージは逃れたが、砕いたから数が増えた・・・・十発ぶんくらえ!」 「・・・・・・・・・」 ・・・・・ボゥ・・・ 急にアルチェの目の前で岩が燃え、消えてなくなる 「なに!?あの至近距離で燃やして消すだと!?」 ・・・・そう・・・・岩を燃やして消す・・・ それはそう簡単に出来ることではない・・・・ 岩を灰にするほどの火力が必要なのだ・・・・ それはどんなに火属性を極めている人でも、難しいことなのである・・・・ 「火、スクロイド・・・わかったぞ!お前 アーク・スクロイド の妹だな?」 「・・・・・私は必ず兄をみつけだし・・・取り戻・・・・す・・」 アルチェがそう言った瞬間 ゆっくりと倒れる・・・・
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