恋する気持ち。

2/3
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
  冷たいって想ってた彼がふとバスの中居眠りをしてたの。 そんな時私は“肩使う?”って言ったんだ。 そしたらね笑顔で“うん。”って言うの。 その瞬間すごくかわいくみえた。 愛しく想えた。 彼が寝てる間私は“彼が寝やすいように”とか“寝過ごさないように私は起きてなきゃ”とか想って頑張ってたんだけど… そんな事しながらも頭の中では冷静に彼は私の事好きなのかな?とかいろいろ考えてたんだよね。 でもそんな時パッと目覚めた彼がいたの。 私は手を彼の手に伸ばしたんだ。 そしたら寝ぼけた彼が手を繋いでくれた。 私は一瞬で心が暖かくなった。 こんな彼にキュンときたんだ。 彼が無意識にしてくれた事だからこそとても嬉しかった。 こんな些細な事で不安も吹っ飛んでしまう。 私はどれほど単純なのだろう。 こうして私はまた彼にハマってゆく。  
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!