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幸恵は自宅近くの
大手スーパーの子供服売り場でパートとして働いている。
遣り甲斐のある仕事に楽しさを感じていた。
幸恵が従業員入口からフロアに入ると
フロアではまさに戦場の如く、忙しく従業員達が動き回っていた。
幸恵(あれっ?今日何かレイアウト変更だったかな。)
幸恵も子供服売り場へと急ぐ
淡いピンク色の優しい店内で一人固まっている人影がみえた。
松金さんだ。
一人では到底動きそうにない重そうな棚と一人相撲している。
幸恵『松金さん、一人じゃ無理ですよ!』
幸恵は足早に駆け寄り
松金さんの指示通りに棚を床に這わせながら移動させた。
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