始まり

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ふと気が付くと 令司は闇の中にいた。 一筋の光もない完全な闇の中に…。 令司「…どこだ?ここ」 何も見えない 五感が全て支配されるような闇 だが、令司はある事に気付いた。 令司「…寒いっ」 そう、この闇の中はとても寒く、長くここに居たら凍え死んでしまいそうな寒さ。 令司「…何がどうなってるんだ?」 令司は混乱していた。 令司「確かゲームをしてたら声が聞こえて、そしたら部屋が凍って」 令司が考えていると、 ???「フフフ」 令司「またっ!?」 すると令司の目の前に、青白い光が現れた。 令司「な…んだ?」 光が一瞬強くなりそして、見知らぬ女性が現れた。 令司「…誰だお前は…」 その女性の肌は青白く、髪は青い、まるで氷のような人。 ???「はじめまして、天野令司」 令司「俺を…知ってる?」 ???「はい、あなたの事をいつも見ていましたよ」 令司「お前は…誰なんだ?」 ???「私は氷の大精霊ユミル。今回あなたをこの世界に呼んだのは私です」 令司「…は?」 令司は余計に混乱した。
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