2人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
ほんの一年前
世界が
キミを隠してしまったから
キミの顔もスタイルも
今でははっきり思い出せない
いつかキミと
海に行こうと
約束を
交わしたような気がする
あれから
ボクは
自分をひたすらに殺しながら
毎日を過ごしてきて
いつのまにか
その約束すらもおぼろげに
ボクが今
目指してきた道を
進んでいるのかどうかも
わからない
きっと僕は
これからも
キミを失くし続ける
最初のコメントを投稿しよう!