無音

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ふたつのグラス ふたつのクッション クッションの片方に座っていてもやっぱり背中は寒くて。 残った自分のオレンジジュースを飲み干しても美味しくなくて。 寂しい、寂しい。 押し潰されそうな無音。 あのまま寝てしまったのだろうか。 時計は7時40分をさしている。 「腹減った・・・」 御飯を作ろうと立ち上がったらなりだした携帯。 十代目からのメール
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