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何時も通りつまらない日常が終わりを告げようとしてる
何時も通り朝起きて何時も通り学校に行き何時も通り学校を終わらせる
今日も後7時間のたたないうちに終わってしまう
つまらない
つまらない
いやもしかしたらこのつまらない日常が大切なのかもしれない
だけど退屈だ
今年の春私は高校二年生になった
学校にも慣れ羽目を少しだけ外せる時期
しかし私は羽目を外そうと思っても羽目を外す物がない
つまらない
つまらない
腰まである長い髪を引きずりながら家へと向かう
隣に友達なんかはいない
学校に気の合う友達はいない
私が心を許してるのは鞄にある絵本だけ
寂しくはない
虚しくもない
ただ
「本に話かけるって端から見たら怪しいんだよな...。」
ため息が出た
私が羽目を外せずつまらない日常を送ってるのは友達がいないせいかもしれないな
うん、気にしない
私は友達のこの絵本だ
寂しくないぞ
...寂しいかも
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