SDNに登場する魔術

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  ●タイラントスキル 「暴君遊び」 :王国中央魔導院のレッドリスト(危険指定)に含まれる特殊な魔術。機械的、プログラム的な機能を持つ攻撃装置(輝く球体)を召喚する。 術者が最後に扱った魔術を保存し、術者が最後に攻撃した対象と「外見が似る者すべて」を強襲する呪文。 外見とは、大別して種族のことであり、コウモリを攻撃すればコウモリを、人を攻撃すれば人を、ほぼ正確に攻撃対象に置く。 その特性ゆえ、レッドリストに指定されるまでは多くのテロ活動で扱われた悪名高き攻撃呪文。     ●ステッパーズディライト 「聖者の行進」 :略すとSDL。 SDL1最後の短編の冒頭で登場予定となる、セイが扱う空中歩行魔術。見た目が綺麗。 術名はリップスライムから。   ●ファイア(炎属性) 「我が熱」 個人専用のオリジナルスペルにして、第三世界の最高温となる灼熱魔法。 術者、ロゼットが掌面で触れた物体に対して灼熱を伝達する。熱の量はロゼットの気分如何であるが、最高で朽氏(地球での摂氏)6000度(太陽の表面に相当)に達する。対象は固体のみ。魔術による熱であり、気体や流動性の強い液体(水等)に対しては熱伝導率が極端に下がるため広範囲の効果は得られない。熱を生むというよりは、「熱による結果」を生む魔術。 ※ちなみに呪文編成者はロゼット本人ではなく、当時学生だったシャムリーロッテだったりする。  ●ハイドアンドシーク 「影隠し」 その名前の通り、術者の影に虚構空間を生み出し人や物を出し入れする魔術。 国王陛下など、VIPが影に護衛を仕込んでおくことは多い。
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