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ズドオオオーン!!
とてつもない轟音と地響きが、町の北にある山の方から鳴り響いた。
あまりの出来事にビックリしたアレックスは、ずり落ちたメガネすら直さずにしばらく山から上がる煙を立ちすくんで見ていた。
『な…何だ…!?一体何が起きたって言うんだ!?…ん…まさか…そんなバカな!』
アレックスは巨大な宇宙艦だと確認した。
宇宙艦からヒュン!と一機の飛行廷が現れると、一目散にアレックスに向かい飛んで来た。
『うわあ!?』
アレックスの何メートルか手前で急停止するとアームがビュン!と、飛び出しアレックスをむんず、と捕また。
『どわあ~!?何だ、何だ!?だ、誰かた…助けてぇ~!』
アレックスは飛行廷と共にそのまま山に落ちた宇宙艦に連れ去られてしまった。
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