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人間価値観屍巍嫌論
欺瞞? 虚飾?
人って一体なんなのかしら?
愚行…… 乱叫……
人間なんて所詮クダラナイ物体
人の価値って? 私ノ価値って?
何を基準にソレを決めるの?
誰カ…私ノ価値ヲ…………
『認メテ下サイマセン?』
ゴメンナサイ…… ゴメンナサイ……
どうか愚かな私を
赦して下さい
ゴメンナサイ…… ゴメンナサイ……
せめて貴方の手で
私を殺して下さい
私の罪は……
愚かな罪
愚行に満ちた 絶恨な心理
貴方が赦してくれるのなら……
貴方が私の罪を
赦して下さるのなら……
『私ノ首カラ出タ鮮血デ
薔薇ノ契約書ヲ
描カレレバ?』
(白麗ノ少女はそう云うと、己の喉をナイフで引き裂く。宙には紅い噴水が舞い上がり、床にはゴロゴロと少女の首が転がる。そして、最後に遺されたのは…………………壁に書かれた薔薇ノ契約書。少女ノ生キ血デ描カレタ爛舞戯曲<セカンドクロニクル>)
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