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………
今、僕は小百合に水着を引っ張られ上半身が脱げた状態でプールサイドにうつぶせに転んでいた
「ちょと大丈夫?」
騒ぎを聞き付けたのかやじうまどもがよってきた
あ~もう終わりだなぁ
僕は痛い鼻を押さえながらそう思った
「げ!!まずいまずいなんとかしなきゃ☆」
吸血鬼でもこの状況はどうにもならないだろ小百合さん
「とりあえずプールにぽーいしなきゃ☆」
「へ?」
「せぇの……ぽーーーい☆」
「人をゴミのように捨てるなぁぁぁぁぁぁぁ」
バシャーン
なんなく大勢の人に見られなくてよかった
「貴様……いつまで乗ってやがんだーーーーーー!!!」
「わぁーーーーーー美佳これは事故だよ事故」
「千歳まぁーーてぇーーーーーー!!」
その後また先生に説教されたのは言うまでもない
女子更衣室
「ちとりん、プール楽しかったね☆」
「小百合のおかげで最悪だったよ…」
「まぁまぁあれは事故だよ☆」
「事故のわけないだろーーーーーー!!!」
そのときだった身体を拭くのに使っていたバスタオルがはらりと地面に落ちた
「あ…☆」
「ん?」
「千歳……せ、背中にあるのなに?」
「え?あぁこれねコ、コスプレにね、目覚めたのさ」
「嘘…………」
ずきゅーん
「嫌だなぁ憂、だからコスプレなんだって」
「千歳、あとでじっくり話そうか」
「え?これって拒否権ってある?」
「な・い・★」
「ぬぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!」
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