題名未定

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何もかも奪われ 無知無能な私を あぁ 誰が認めてくれるの? 感情は声には 成らず泣き崩れた もう再生出来ぬ体 「燃やして」 「所詮、人の命は短しもの故、老い待つだけ」だと 「明日は来るのか? もう息を停めて楽になりたいだけなのです」と・・ 痩せゆく心 赤く赤い心臓(ここ)に脈打つ 確かな鼓動は 明日の苦悩を告げた 抜け落ちた髪には もう未練等は無い 夢現つあなたを探す 手放せぬ手紙は 唯一過去の記憶 思い出させてくれています
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