Diamond バッテリー

第二章～龍門高校野球部入部～

「よし、じゃあ俺も準備するか」
そう言って監督はバックネット裏へと向かって行った。

「よろしく」
そう言って、筧はバッターボックスに入った。

「よろしくお願いします」
キャッチャーにはリョーマが入っている。

「審判はキャッチャーがやれ。よし、始めろ」
監督の手にはスピードガンが握られていた。

「じゃあ、いきま～す!」
アキラは大きく振りかぶって1球目を投じた。