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放たれた球は、ズパァーンと音をたてて、リョーマのミットの中に入っていた。
「速いっ!!なんだ、あの球は!?」
リョーマ以外の全員が驚いていた。
「150km/hだと!?馬鹿な、1年の投げる球じゃないぞ」
監督がスピードガンを見ながら絶句する。
「ストライクですよ。振らなくていいんスか?」
「わかってるよ。次は打つ!」
筧は真剣な表情で構えた。
「次も打たせないですよ。セ~ンパイ!」
そう言って、アキラの手から2球目が放たれた。
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