第二章~龍門高校野球部入部~

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放たれた球は、ズパァーンと音をたてて、リョーマのミットの中に入っていた。 「速いっ!!なんだ、あの球は!?」 リョーマ以外の全員が驚いていた。 「150km/hだと!?馬鹿な、1年の投げる球じゃないぞ」 監督がスピードガンを見ながら絶句する。 「ストライクですよ。振らなくていいんスか?」 「わかってるよ。次は打つ!」 筧は真剣な表情で構えた。 「次も打たせないですよ。セ~ンパイ!」 そう言って、アキラの手から2球目が放たれた。
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