第三章~【神速の住人】との出会い~

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練習後、部員達は部室でしゃべっていた。 「はぁー、あっという間に最後の大会まできてしまったな」 熊谷がため息を吐きながらつぶやいた。 「そうだな。でも今年はいつもみたいに1回戦じゃ負けないぞ。何てったって今年は氷堂達がいるからな。こいつらさえいれば、結構いいとこまでいけると思うぞ」 「そうッスよ。オレ達さえいれば甲子園なんか問題ないッスよ。だからもっと自信もってくださいよ、熊谷センパイ!」 「そうだな、変に心配しても意味ないしな。よーし、みんな甲子園に行こうぜ!」 「ああ」 「オウ!」 全員がやる気に満ちていた。
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