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練習後の帰り道、アキラとリョーマは一緒に帰っていた。
「なぁ、アキラお前ホントに甲子園に行けると思ってんのか?」
リョーマはアキラに訊ねた。
「普通に行けるだろ。なんだよ、何かあったのか?」
アキラは少し心配そうに尋ねる。
「いや、別に何かあったわけではないんだが、この前、知り合いに去年の夏の予選のビデオを借りたんだ」
「ふーん。何かスゴイ奴でもいたのか?」
「ああ。まずはもちろんこの地区の覇者、剣聖学院だ。
あそこには全国屈指のスラッガー三神 輝だけじゃなく、2年生エースの神羅 誠(シンラ マコト)、そしてあの武蔵先輩までいる」
「何ィ!?武蔵センパイもいるのかよ!?」
アキラは叫んでいた。
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