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「武蔵センパイかぁ。こりゃ侮れないな」
「あぁ。これでいかに甲子園の道が厳しいか分かっただろ?」
「あぁ。分かったよ。で他にもいるのか?」
「うん。それがこいつも厄介でな。ってもうこんな時間か。他のチームのことについても教えたかったけど、また今度な」
じゃあなと声をかけ、リョーマは帰っていった。
「なんだよ、最後まで教えていけよ!」
(武蔵センパイか……中学の時は負けっぱなしだったけど、今度は絶対に勝ってやる)
アキラはそう胸に誓い、家に帰るのであった。
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