第三章~【神速の住人】との出会い~

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打球はものすごい勢いで飛んでいき、柵を越えていた。 しかし、わずかに左に切れていた。 「ちっ、ファールか。少しタイミングを早くとりすぎたかな。まぁ、次で決めてやる」 三神は余裕そうにしている。 (なんだあの打球は!?それにあのスイングスピード、全く見えなかった。これが【神速の住人】か……) リョーマは驚愕していた。 (まさか、あそこまで飛ばされるとはな……まぁ、次の球は打てないだろ) アキラも驚いていた。 「どうした、早くこいよ……」 三神は既にバットを構えてオーラを剥き出しにしている。 「ああ。これで終わりだ!」 アキラは3球目を投じた。
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