第四章~夏の予選開幕~

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――大会当日 開会式を終えた、アキラ達は帰る準備をしていた。 その時、数人の男達がアキラ達に近づいてきた。 「君達が今度対戦する龍門高校?」 「そうですけど。魏真高校の人達ですよね。なんの用すか?」 筧が答える。 「いや、ちょっと挨拶にね。あっ、俺の名前は扇純平(オウギ ジュンペイ)。よろしくな」 一人の男が答える。 「ふーん、あんたが扇 純平か。せいぜい負けないように、気をつけろよ」 アキラが扇に言う。 「キミ、俺達に勝つつもりでいるの?舐めんなよ。てめぇらなんかコールドで負かしてやるよ」 扇が言い返す。 「本性表しやがったな。まっ、試合で決着着けようぜ」 「望むところだ!」 扇はいきりたっていた。 そして、試合当日を迎える……
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