第五章~初陣!魏真高校戦~

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(やっと始まるんだな。俺の夏が……おっ、スカウトもいるじゃん。 なんかヤル気でてきたぞ!で、リョーマ、1球目はどうする?) (全力で投げろ。相手をびびらしてやれ) リョーマからサインがでる。 アキラはコクリと頷く。 「魏真高校の皆さん、今からショータイムの始まりだぜ!」 アキラは大きく振りかぶって1球目を投じた。 ズドオォォンッ! 豪快な音がリョーマのミットの中で響き渡る。 「速えぇ!なんだあのピッチャーは!?」 スタンドがざわめいている。 一人のスカウトの男がスピードガンに目をやる。 「158km/hだと!?とんでもない奴が現れたな」 会場中の全員が驚いてい た。 「どうだ?オレの球は」 アキラが西に向かって言う。
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