プロローグ《舞い降りた、風》

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ビョルノ 「無駄無駄無駄ァ!そいつが簡単には解けないことはてめぇ自身がよくわかってんじゃねえのか?ああ!?」 シア 「ぐぅ…………っ」 阿木人 「まさかあいつ、あれをあの娘にぶつけるつもりか!?だがこんな非現実的なこと…俺には…」 ノア 「いいのかい?それで」 (阿木人の頭に声が響く) 阿木人(M) 「なんだ……!?声…?」 ノア 「君には……心に決めていたことが、あったんじゃないのかな?」 阿木人(M) 「あ………っ!(思い出したように)」 ノア 「どうやら思い出したみたいだね……後は君しだいさ(遠退くように)」 阿木人(M) 「迷う必要なんて最初からなかった。俺のするべきことは、ただ一つ」 ビョルノ 「あばよ……シア・ベテルギウスぅ!!!!」 (ビョルノ、光弾を投げつける) シア 「…カリヤ……ごめん」 (シア、目をつむる) 阿木人 「……っ、うああっ!!」 (阿木人、シアとビョルノの間にわって入る) ビョルノ 「なんだと!?」 シア 「え……?」 阿木人 「ぐっ、うああっ!!」 (阿木人、光弾が胸に刺さり激痛から絶叫する)
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