研究室

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僕は傷だかけの腕を精一杯伸ばしてママに触れた。 冷たい。 ピクリとも反応しない… 「ママぁ…」 僕が声を出すと白衣を来た男が驚いた顔を見せた。 男「ボス!家族連れの子供が生きてますよッ!」 ボスと呼ばれた男… 朧かな風景… 男の顔が見えない。 そしてボスと呼ばれた男が口を開いた。 ボス「両親は死んだか… キングにこの子供を差し出して来い。」 そん聞いた白衣の男は僕を抱き上げると何処かへ連れて行かれた。 .
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