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『どうでもいいから出てってよ、アクセスしたけどあんたみたいな奴は呼んでない』
非現実的な相手を目の前にして恐怖心を通り越し私は強気な口調で相手を睨み付けた。
「俺はお前の望みを叶える為にやってきた、しょうがない、初回はタダにしてやるから何か願ってみろ」
まるで相手にしてない様子の相手の態度に私の怒りはオーバーヒートしながらも何でも叶えてくれるという甘い言葉に文句は声に鳴らず私の中で消えた。
『じ…じゃあ、これとか』
ブックラックの上にある雑誌に手を伸ばし折り目をつけたページを開くと智にねだったバッグを指差し相手に向けた。
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