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『あーやっぱりランチタイムが落ち着く』
午前中の業務を終え、同じビル内にあるレストランで一息つく。
「本当に、静は仕事以外だと幸せそうな顔するんだから」
『どういう意味…あっ、あのバック可愛い。』
向かいに座る綾の言葉にむっとしながら反論を口にしようと唇を開くと綾越しに見えた同年位の女性が手にしていたバックに瞳を奪われる。
「駄目よ?衝動買いは
静の場合、思ったらすぐに買うんだから。」
『いいなぁ…億万長者と結婚したい、足ながおじさんが欲しい』
綾はそういうけど可愛い物、綺麗な物に妥協はない。
女なんだから可愛い物や綺麗な物を自由に身につけたい。
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