1章 出会い

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公園のベンチに二人で座って待っていた。 待ち合わせの時間。 しかし・・・ まだ・・・ 来ない。 だんだんと心配になってきた那緒は貧乏揺すりしながら待っていた。 5分・・・10分 聞こえるのは車の過ぎる音と波の音だけ・・・ 15分位過ぎた時だった 公園の街灯の奥に人影が見えた 那緒はイライラさと貧乏ゆすりは嘘のように消え興奮にかわった。 大輔 『空ちゃん達遅いね』 那緒 『そぅだなぁ。』 大輔 『そんなイライラしないでよ!空ちゃん達が来たら気まずいじゃん』 那緒 『別にイライラなんてしてねぇよ。』 大輔 『ふぅ。あっ!あれ空ちゃん達じゃない?街灯の奥にいるのって』 那緒 『そうかもな。』 どんどん近づき街灯の灯りが人影をうつしだした。 大輔 『やっぱり!お待ちかねの空ちゃん達だ』
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