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星の輝き
はるかいにしえより人は
星の林に月の舟うかべ
夜空を渡っていったのか
想いし人にあうために
雲に棹さし漕いだのか
一年に一夜
距離を越え
時を越え
離れ離れの二人にも
寄り添いの時があってよい
日々に疲れたその体
星の光で包めばいい
柔らかなその光が
君の全てを癒すだろう
アルテミスのほどこしと
星晨の神がみの祝福を
その身いっぱいに
あびたなら
君は一人夜空に昇り
空への祈りを舞うだろう
黄金の光は輝き流れ
君の全てを浸すだろう
光の中を舞う君に
俺の願いは一つだけ
今宵は星を見つめていて
俺が見つめていたいのは
君の瞳に映る星…
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