夜風

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夜風

夜風が吹いて 深夜の冷気は 凍てついた街を駆け抜ける この風たちも やがては遥か 君のもとへ 届いて行くと いうのだろうか それならば この燃える想いを のせるから たとえ想いはとどかなくとも きっと風はあたたかく 変わるだろう 彼女の髪を 頬を 疲れた心を あたたかな風で 癒したい
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