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そして数ヶ月後…
エージ『やっとここまできた…』
ピストン『あぁ、やっとだな』
二人のバイクは足周りも完璧に仕上げ、あとはエンジンをかけるだけであった。
エージ『お~し‼あとは軽くポイントをいじればOKだな』
カチャカチャとポイントを合わせていく。
エージ『よし‼これで大丈夫なはず‼』
ピストン『じゃあエンジンかけちゃいますか(笑)⁉』
ピストンはキックをかまし、
エージはクラッチを握り締め、セルを回した‼
《ガシュ‼ボッ‼》
RZ350《パン⚡‼パンパン⚡‼》
Z400FX《キュキュキュキュ…》
エージ『え⁉かかんないんだけど?』
ピストン『えっ⁉何?かかんないの?』
パンパン⚡‼パンパン⚡‼RZ350からは白煙がモクモクと出ている💨
エージ『おかしいな~これでどうだ⁉』
エージはエアスクリュー全開に閉め、チョークを開けた。
Z400FX《キュキュ… オン‼オァン‼》
FXの直管の音が体を震わせる。
エージ『やった‼かかったよピストン‼』
ピストン『じゃあちょいと流しますか(笑)?』
2人はメットをかぶり、走りだした。
《オーーン‼オン‼オァーーン‼》
《パン⚡‼パンパーーン⚡‼》
もの凄い音が辺りにに響いている…
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