序章

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「何するって・・・。」 怜子は逆に問われ、悩み始めた。 昔からこういう奴なんだ怜子は。人が決めた事に対していつも不満ばかり・・・まっ!金持ちのお嬢様だから仕方が無い。自分中心がいいんだろう。 「何も無いじゃないか。」 暑さのせいか、和典の声がいつもより大きかった。 結果、怜子と和典は険悪なムードで睨み合ってる。 「はいはい、そこでストップ。暑いんだからそんなカリカリしないで仲良くしようぜ。」 俺は怜子と和典の間に入り二人に笑顔を見せた。
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