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りさ
会社に、りさっていう20歳のOLがいるんだよ。
ほんとにカワイイんだよ。もぅ激かわ。
でもね、りさは僕にだけ挨拶してくれないんだ…
まぁ普通に考えてこれって僕に気があるってことやん?
で、今思えば後輩社員のアドレス全く知らないんだよ僕。
これはもぅ聞くしかないっしょ♪
ってことで、思い切ってりさに聞いたんだ。
俺「ね、ねぇ。」
り「……。」
俺「なぁ!」
り「え?うゎ…なんですか田村さん?」
俺「(うゎ?💧)いや、あの…りえ…アドレス教えてくれないかな?今後ともってことで…」
り「…あー…はい。今日ケータイ忘れてきたんで、また次の機会でいいですか?」
俺「おぉ!じゃまた頼むわ」
り「…。」
みたいな会話だった。
が、しかし!!
昼休み、俺はトイレに行きたくて廊下を歩いていると、自販の前で何やら女の子二人が話している。りさとまゆちゃん(20歳)だ。
り「ほんまチョー有り得へんわ!」
ま「ぎゃははは!りさマジ可哀相~つか田村死ねやって感じやねんけど!笑」
り「しかも下の名前でりさって軽々しく呼ぶなやあいつ~ほんま死なんかなあいつー」
ま「ぎゃはははは」
り「アドレスなんか教えるかっつーの!ぎゃははは!…あ、彼氏から電話や!もしもし~♪」
俺は泣いた。うんこ漏らした時よりも泣いた。
まさかりさが(てか女の子達が)俺を嫌ってたなんて…。
しかもりさが彼氏持ちだなんて…。
翌日、俺は上司に呼ばれた。
「田村くん、りささんが昨日泣き付いてきた。君にセクハラを受けたと言ってね。」
俺「。゚(゚´д`゚)゚。」
相変わらず最悪な日々は続く。
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