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真一「面白いから読んでみろって」
優「お前の言う事は当てになんねえからな」
真一「そう言わずに読んでみろよ」
高校2年の4月、親友の真一は一冊の本を勧めてきた。
その本は【あなたの為に…】というタイトルで、今大人気の恋愛小説らしい。
はっきり言ってそんなものに興味は無かったし第一、俺はあまり小説なんてものを読んだことはない。
だが、親友の真一の勧めということもあり学校が終わったあと、駅前の本屋に寄ってどんなものか確認してみるつもりで「読んでみるよ」と返事をした。
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