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劉備率いる義軍の活躍で大興山の黄巾賊を殲滅した劉備軍と雛靖将軍のの軍勢は堂々と幽州へ凱旋した…
「太守様、只今戻りましてございます」
「うむ、雛靖将軍ご苦労であった！」
「しかし太守様、こたびの戦はこちらの劉備殿と関羽殿、張飛殿のご活躍あってのこと」
「何！まことか？」
「はっ、劉備殿は寡兵と判断するや即断で将撃の命を下し関羽殿や張飛殿は黄巾賊の副将ﾄｳ茂ならびに大将の程遠志を討ち取るご活躍！」
「それはご苦労であった劉備殿！今宵は戦勝を祝してたんまりとに酒を振る舞おうぞ！」
「はっ！有り難き幸せにございます」
大興山の黄巾賊を打ち破る活躍をした劉備たちを劉焉は大いに労うのだった
…しかし幽州に凱旋してから日を置かずして
「太守様！青州の太守様より救援を請う密書が！」
「何だと！見せよ」
《黄巾賊は我が青州城に怒涛の如く押し寄せてもはや落城寸前…我らだけではとてめ防ぎきること難しく幽州に救援を請うた次第にございます》
「まずい…青州城が黄巾賊に攻められ落城寸前とのことじゃ！雛靖将軍！劉備殿！凱旋して間もないが青州へ救援に向かってくれ！」
「はっ！」
劉備軍と雛靖率いる軍勢は大興山で黄巾賊を討ち果たして間もなく青州の救援に向かうこととなった。しかし青州の黄巾賊は青州城を落城寸前にまで追い詰めた猛者たち…劉備に不安がよぎるのだった…
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