message ~メッセージ~

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  アミに色んな事を聞き、気付けば0時をまわっていた。 「あ、遅くなっちゃった。あたし、そろそろ帰るね」 アミのその言葉で、今日は解散。後は寝るだけとなる。 オレは、アミを見送った後、寝室で服を着替えてベッドに入った。 布団の中で目を閉じると浮かんで来るのはアミの事。 そして、彼女はオレの中で大きな存在になっていた事に気付いた。 ――もしかしたら……、アミの事を好きになってるのかな。 そんな事を考えながら寝返りを打つ。 オレは以前、アミはオレの事を好きだと言っているのを盗み聞きしたから。 今でもそう思っているなら、アミと付き合える可能性は高い。 しかしそれは、今でもそう思っている事が前提の話。 今はオレの事をどう思っているのだろうか。 「……ハァ」 答えの出ない問いに、ため息が漏れる。 「遠回しに本人に聞いてみるかな……」 出来るかわからないけどと、心の中で呟き、意識を闇に沈めていった。  
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