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しょせん僕は 夜の『蛾』… 君には不釣り合いだったんだよ… 太陽の下 輝いている君を見て 心を丸々奪われた 君の美しさに… 君の輝きに… 偶然 君が僕に近づいて来てしまったから 僕が 君に『心』を奪われてしまったから… けして寄り添う事なんて出来ないのにね… しょせん僕は真夜中の『蛾』 君の隣に居たいなんて おこがま過ぎたんだ… 君を『愛』すれば 愛するほど 君を傷つけてしまっていたね… 僕はずっと そうずっと… 君を『幸せ』に出来ればと 思っていたのに… 君を困らせてばかりで… 君の傍に居れると思っていた… ずっと そうずっと… お互い笑いあえると信じていた… でも それは 僕の 独りよがりだったんだ… なぜなら僕は 暗闇の中の『蛾』 君と居られるはずなんて 無かったんだ… まるで正反対の 二人… 一緒に 『存在』する事なんて 出来るワケ 在るはずが無いのに…… しょせん僕は 『真夜中の蛾』… 誰より 何より 『君』を愛しているけれど… 報われる事の無い 僕の『愛』は ハカナク キエテ ユクダケ…… ハカナク キエテ ユクダケなのに…………
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