ある日の出来事

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ふぅ 疲れる。   女は怖いからなぁ、満員電車は絶対男が不利だからね。   だがこんな事で動揺する俺ではない。   ドンッ!!   えっ!?   おいっ、駅員さん、 乗れないやつはいいじゃん! そんな無理に押さなくても~   無理だってばさっ!   ぎゅぅぅぅ~   あっ   ああぁぁっっ   ああぁっ、あン、あン   ……………   合体!   俺と完全に向き合う形で完全密着。 お姉さんの右手は、俺の逃げ遅れてフリーになった左手に絡む。 お姉さんの右足と俺の左足が絡み、彼女のボディが俺の股間を刺激する。 お姉さんの胸が密着し、服の上からでも、豊かな膨らみが判る。 お姉さんは少し右斜めに俯きながらも、彼女の吐息が聞こえる。 彼女の耳まで5cm。   ガタン、ゴトン 電車は動き出す。 西武線ってさ、揺れるのね😓   何か右肩が重い   ケツの辺りに何かが当たる  ガタン、ゴトン   5cmの攻防と自制心の塊化した俺。   思わず顔を彼女と反対側へ背ける俺。
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