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ある日、朝子がアタシに言って来た。
「ねぇ。どぉせ人選ばずにするんなら、金取りなよ」
実は朝子は援交少女だ。
アタシは立ち上ぼる煙草の煙を見つめながら、答える。
「…お金なんて。要らない。アタシはお互いの満たされない部分を満たし合えればそれでイイ…かな。」
朝子は解らない、という顔をした。
「サイコはいつも満たされない、って言うケドさ。
お金貰えば、好きなモノも好きなだけ買えるんだよ?
アンタ、現状で満たされてんの??」
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