自己紹介。

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処女じゃ無くなったアタシは、あの時の感覚を愛だと思い込んだ。 精神の入れ物の身体を繋げる事は、愛して、愛される事。 愛を交わす行為。それはとても甘美だった。 だから、誘われたら誰とでも愛を交わした。 そんなアタシを見た女達はアタシを、サイコじゃなくサセコと呼んだ。 うるさいな。アタシは淋しい人に愛を上げて、愛を貰ってんだよ。 アタシの親友なんかは、金も取らずに寝るワケ? 何て言ってた。 お金なんか要らない。 愛して、愛されて。 例え一夜限りの行為だとしても。 それでイイじゃん。
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