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幸せになりたくて
私はあなたの『嘘』を信じたの
いつか
『嘘』が『ホント』になるんじゃないかって
有り得ない事を信じてた
あなたはきっと
私が何も知らないと思ってたんでしょう?
でもね?
あなたのその優しい瞳が
凛々しい口が
愛しい耳が
男らしい手が
私に全てを教えてくれていたんだよ
それでも私が何も言わなかったのは
あなたが
『ホント』の『ホント』を言う日まで
あなたの傍に居たかったから…
ただ幸せになりたくて
私はあなたに騙されていた
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