101号室

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ヂリリリリ……… 「ん……?あ----!寝坊したぁ!!」 元気のいい声が早朝の白川マンションに響いた。 愛梨は慌てて起き身仕度を始める。 と同時に慌て過ぎたためか目覚まし時計を蹴飛ばしてしまった。 「っつ……」 痛がっている暇もなく手で足を押さえながら洗面所へ向かった。 "06:30" 目覚まし時計は蹴飛ばされその時刻を指したまま止まってしまっていた。 愛梨は気付いていないのだか…。
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