死にゆく世界

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一章~ 僕の人生もようやく終わった。あの息苦しい世界でのでき事から、やっと、解放されたのだ。 僕の人生は楽しかったことは一度もなかった・・・。幼少時代は親に虐待され、学校にも行けず、友達もいなかった。 親元を離れたのは、15才の時だった。その時の自分はまったく生きるすべを知らなくて、ゴミ箱をあさり、物ごいをし、公園で寝泊りをしていた。よく考えるとあの時が一番幸せだったのかもしれない。
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